メディア・リリース情報
過去TVや雑誌、新聞等のメディアに取り上げられた開田の姿をご紹介します。
ご覧になった事がある方でも、それとはお気づきにならない事もあるでしょう。
「あっ、あれそうだったのか!」と、記憶の糸がつながって、親近感を持って頂ける事を期待して、とっても簡単なダイジェストですが、お読み頂ければと思っています。
● ● 2001年分 ● ●

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2001.12.9 放送、TBS系列「笑顔がいちばん」
「楽しい美味しい 体験!秋色木曽路」で開田村と木曽福島町が紹介されました。
ダイジェスト

「中山道ルネッサンス・木曽街道400年祭り」開催中の木曽地方を訪れます。
木曽馬のふるさと・開田村も訪ねます。

今回、御嶽山の麓の高原の村・開田村にやって来たのは、大河内奈々子さん。

1.木曽馬の里・乗馬センター
早速「木曽馬の里」で木曽馬に対面。
「顔が細くて奇麗!」と馬に草をあげます。
「木曽馬の里」周辺は、御嶽山をスケッチする人や散策する人々でいっぱいです。
続いて木曽馬に引き馬で乗りました。
案内役は、「木曽馬の丘」サイトでお馴染みの乗馬センター・スタッフの中川氏です。
「木曽馬は日本に8種類いる在来馬の1つで、木曾地方で千何百年前の昔から飼われている馬です。古くは農耕場や軍馬として飼われていましたが、今は乗馬用やペットとして飼われています。」と、木曽馬を説明。
「道産子のようにもっとずんぐりむっくりしているのかと思ったけど、すっとしていて奇麗ですね。」というのが、レポーターさんの感想でした。

2.木曽馬の里・おみやげお食事センター/そば道楽体験道場
ここではそば打ち体験ができます。
開田村のそばは、高原で作られ香りがいいのが特徴。
珍しく料理長・上出氏が登場。
「なんで美味しいといわれるんでしょう?」
「標高が高いからじゃないでしょうか。」
・・・というやりとりの後、 レポーターはそば切りを体験。
出来上がったそばを茹でて試食します。
感想は「ちゃんとコシがあって、歯ごたえがあって美味しいです。」

3.旅館「風里」
簡単な温泉の紹介でした。

4.手作りの館「白樺工房」
地元の白樺の木やワラを使った体験ができます。
このような「物作り体験の旅」が流行っているのだそうです。
レポーターは来年の干支にちなんで、藁馬作りを体験。

その後、木曽福島町へ・・・。
福島関所まつりの「大名行列(?)」の場面では、木曽馬と共に馬方として中川氏が再登場しています。
観光客も参加できる「人改め」の再現寸劇も面白いものでした。

その他、檜細工体験や、すんき漬の作り方や漆塗工房見学等の紹介がありました。

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2001.11.24 放送、NTV系列「モグモグGOMBO」
「本場信州の新そば特集」で開田村のすんきそばが紹介されました。
ダイジェスト

新そばの季節到来!! 本場・長野で信州そばの真髄を学ぼう!!・・・というテーマで、ヒロミさんとこぶ平さんがやってきた場所は善光寺。

一口に「信州そば」といっても、その種類は様々。
そこで、地元でしか味わえない地域色豊かな絶品そばを、思う存分堪能!・・・と、6歳から11歳までの4人の女の子も登場。

様々な信州の新そばとして今回登場するのは「戸隠村/ざるそば(ぼっち盛り)とお煮かけ」「伊那市/行者そば」「開田村/スンキ投じそば」「信濃町/凍りそば」。

「続いては・・・」と、3番目に開田村が紹介されると、大目旅館の大目文男さん登場!
「長野県西部に位置し、目の前に木曽の御嶽山をのぞむ開田村は、日本一とも言われる地粉を使ったそばの産地。また、赤カブの茎を塩を使わず乳酸菌で発酵させたスンキ漬けと一緒に食べるのが、開田村に昔から伝わるそばの味わい方。」と開田村が紹介されます。

テーブルの上にスンキ登場。
「これは野沢菜とは違うんですか?」という質問に、大目さんが「違います。カブ菜です。」と説明。
食した2人の感想は、「塩っけは無いけど、酸味がありますね。」「あ、ちょっとすっぱい。」
「そうです、乳酸発酵ですね。」と応じる大目さん。 「これを汁の中に入れます。」
説明通り、投じカゴにそばを入れて汁に入れて食べる2人。(おもいっきり汁を切っていましたが・・・。)
「すんきがいい具合にまろやか。」というこぶ平さん。
子供たちも問題なく食べているようでした。

後半の、子供たちによるオリジナル信州そば料理に挑戦するコーナーでは、伊那の小林さんと共に大目さんが試食役として再登場。
長野のそば文化に一石を投じるか!?・・・ということで、 4種類の斬新なそば料理を試食します。
小林さんと大目さんは「大人には思い付かない料理だと思います。」等々、絶妙なコメントを残していました。(ご苦労様でした。)

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2001.11.24 放送、NHK衛星第2「にっぽん美味礼賛」
日本各地に根付いた伝統の食材を訪ねる番組。
「長野県開田村・そば 〜山里の自然の味〜」で登場しました。

ダイジェスト

九蔵峠展望台からの遠景・・・。
「水田作りに適さないこの地では、昔からそばが栽培されてきました。」と紹介される開田村。
秋のそばの収穫にあわせて今回開田村を訪れたのは、長年アジアの食文化を研究する周達生さんと、そばをこよなく愛する女優のもたいまさこさん。

木曽馬の里・乗馬センター手前の小道を歩く寒そうなお2人の姿から始まりました。

開田村のそばの作付面積は50ha、収穫される量は約40t、その半分は村内で消費されるのだそうです。
周さん曰く「こういう昼と夜の温度差が大きく痩せた山間部の土地でも、そばは作ることができます。」

そばはタデ科ソバ属の1年草で、7月に種を蒔き、8月中旬頃から白い花が咲き、およそ3週間ほどで実ができ、初霜が降りる9月下旬頃に収穫が行われます。
原産地は中国の雲南省といわれ、日本には朝鮮半島を経て渡来したのだそうです。
開田村は高原のため霧がよく発生し、その霧と清らかな水で薫り高い蕎麦ができるとのこと。

◆そば畑にて◆
本橋さんの手刈りのそば畑へ来ます。
開田村ではそばの収穫の9割はコンバインで行いますが、コンバインの入らない谷あいの畑では、今でも手で刈っています。
「そばを作るのも刈るのも、全部女の人がやるんですか?」というもたいさんに、本橋さんが答えて曰く 「種まぎや、刈るのも、をんなしゅうだわ。(開田弁)」
刈り取ったそばは10日間ほど畑に立てて乾かします、という解説と共に、そば立ての姿が映し出されました。

◆そば工場◆
昔はどこの家でも石臼でそばを挽いていたのですが、4人分約480gを挽くのに1時間近くかかるので、今は村の工場で電動化した石臼で挽いている・・・ということで「そば工場」が紹介されます。
そばは熱を持つと風味が損なわれてしまうので、ゆっくり時間をかけて挽いています。
開田村役場の中條さん曰く「30kgに9時間かかるので、機械化されたといっても、挽く手間は昔も今も変わりません。」

◆おみやげ・お食事センター◆
「おみやげ・お食事センター」で取り扱っている、そばを使って作ったいろいろな食品が紹介されます。
お2人はそばまんじゅうと、開田高原アイスクリームで製造しているそばの実アイス(寒そうです!)を試食。
アイスを食べたもたいさんの感想は、「何かポッチリしたものが口の中に残ります。これがそばなんでしょうねぇ。」・・・というものでした。

◆坂下さん宅◆
続いて2人は坂下さんの家を訪れ、開田村に代々伝わるそば打ちを見ます。
そばの打ち方は、まずコシを出すために少量の熱湯を加えて、そば粉500gに水200ccの割合で、水の量はその日の湿気で加減するのだそうです。
直径80cm、厚さ3mm程まで伸ばして切ります。
開田村のそばは、打ち粉もそば粉の、100%そば粉だけのそばです。
坂下さん曰く「新そばは粘りがあって作り易い」とのこと。
「男は作りません。」とも・・・。
3分程茹で上げて、冷水に晒して身を引き締め、ぬめりをおとして風味を保ちます。

まずは「名前は別に無い。」という、ただ皿に盛っただけの冷たいそばに、醤油とネギをかけて食べてみます。

坂下さんとお2人のそばの健康談義の後、続いて出てきたのは「うきだんご」。
ねったそばを丸めて茹で、エゴマをすって醤油をまぜたタレをかけて食べます。
砂糖は入れません。
「甘いのかと思った。おやつ代わりに作っていたのですか?」というもたいさんに「おやつではなくて、ほとんど食事。」という坂下さん。

続いて、開田村の故郷の味「とうじそば」。
「このそばには、塩を使わず乳酸発酵させたすんきという木曽地方独特の漬物を使います。」という説明で、すんきが登場します。
煮干しで出汁を取った醤油味の汁にすんきを入れたものがそばの汁です。
(「すんきそば」の解説ページ参照。)
「なんかこれちょっとすっぱい味するんですけど・・・。」というもたいさん。
すんきだけを食べてみて、随分と激しい反応をしていました。(すっぱいのが苦手な方が食べるとこうなるのかもしれません。)

しばし食文化談義を続け、木曽馬の里内の一本木下で締めくくりのコメントを残して終了しました。
「そばは高原の里・開田村で独自の食文化として今も受け継がれています。」

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2001.10.5 放送、NHK総合「おはよう日本」
蕎麦処・信州からの中継として「新そばの季節到来」で登場しました。
木曽御嶽山の麓・長野県の開田村では、 そばの実の収穫が最盛期を迎えています・・・。
ダイジェスト

木曽馬の里・乗馬センター手前の一本木から中継が始まりました。
先程まで雨が降っていたという朝一番の風景には、残念ながら御嶽山はありません。

「標高1100mのこの村では既に紅葉が始まっています。」と白樺林の中が映ると、ちらほらと赤や黄色の葉があります。
長野放送局アナウンサーが、両手いっぱいに刈り取った新そばを抱えるその姿の後ろには、虫の声だけが聞こえています。
「開田村は、寒暖の差によって出る霧によって美味しいそばが採れると言われており、この日曜日には『開田高原そば祭り』という村をあげての一大イベントが行われます。」と、そば祭りの紹介がありました。

「そば祭りにあわせて『そば道楽体験道場』内では、そば打ちの特訓が行われています。」 と、道場内の様子を紹介していきます。
「普段は観光客の皆さんも、そば打ちを体験できる施設です。」と言いつつ中に入ると、「暖かくてほっとします。」とヒトコト。 (・・・やっぱり早朝で寒かったようです。)

3人の村の女性がそば打ちをしています。
「開田村は昔から冠婚葬祭や来客時に、そばを出してもてなす風習があります。」
「昔はそばが打てないとお嫁に行けないとまで言われていました。」
「最近は機械化が進み、家庭でそばを打つこともなくなりました。」
「少しづつそばを打つ人も少なくなっている。」・・・ということで、村の希望者にそば打ちの指導をするのは、そば打ち歴40年の大目文男さんです。
「年々打てる年寄りも少なくなって、ちょっと淋しくなり、これでは蕎麦の開田村もあんまりだと思って、少しづつ養成しています。」というお話でした。

今年の春に岐阜から移ってきたという、そば打ちをしている女性に「どうしてそば打ちをやってみようと思ったのですか?」とインタビュー。
「友達が遊びに来たときに、自分の打ったそばを出せたら素敵だな、と思って参加しました。」というコメントでした。

最後にアナウンサーさんは、大目さんに打ってもらったという打ちたてのそばを試食します。
一口すすっての感想は「口の中にそばの風味が残ります。」というものでした。

明後日、7日日曜日、開田村はそば祭りが行われます。
毎年およそ1万5千人の人がやって来る、ということでした。
外で御嶽山を見ながら食べる新そばもまた格別!・・・という紹介でした。

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2001.9 放映、TV朝日系列「朝だ!生です 旅サラダ」
「木曽路 湯煙の宿」で再び登場しました。
ダイジェスト

リポーター(旅人)は、竹内都子さん。
「木曽路」と言うのに御嶽山のアップとコスモスで、驚いたことに開田高原にやって来ていました。

1.木曽馬の里・乗馬センター
「これが絶滅に瀕した木曽馬です。」と、放牧された木曽馬を見つつ、牧場の小道を歩いて行きます。
「可愛いですねー。」「顔が日本人っぽい。」「和顔ですねー。」・・・というのが、スタジオの声。
木曽馬の紹介は、サラッとこれだけでした。

2.木曽馬の里・そば道楽体験道場(おみやげ お食事センター内)
「開田高原はそばの里としても有名です。」ということで、そば打ちを体験しに行きました。
「開田のそばは、二八そばです(小麦粉:そば粉)。」という達人に教わって、さっそく挑戦。
「そばを打って5,6年ぐらい」という達人の発言を冗談だと思っていたようですが、これは案外本当のことかもしれません。(今時は開田でも、なかなか家でそばを打ちませんので。)
「地元では、10月7日にそば祭りが行われます。」というタイムリーな告知がありました。

その後は「つたや季の里・風里」に宿泊しました。

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2001.5 放映、TV東京系列「いい旅・夢気分」
「ぐるりアルプス 新緑の木曽路 絶景温泉とそば食べづくし」で再び登場しました!
ダイジェスト

リポーター(旅人)は、大沢逸美さんと相本久美子さん。
木曽路と開田高原の名所も訪れました。
番組は、木曽節を歌いつつ、御嶽ロープウェイに乗る2人から始まりました。
中央アルプスの絶景を望む7合目は、5月14日撮影時にはまだ雪が残っています。

旅は開田高原から始まります。

1.木曽馬トレッキングセンター
高原と言って連想するものは「馬」・・ということで、木曽福島からローカルバスに1時間程乗り、覚明堂バス停で降りると、牧場外の小道をトレッキングする人々を発見。
ずんぐりむっくりで子供の背丈ほどの長野県の天然記念物木曽馬で、牧場外の林道をトレッキングするのが人気だそうです。
外乗:50分5,000円。

2.やまゆり荘
木曽馬の背中で森林浴の後は、開田高原の中でもとびっきり見晴らしの良いところにある立ち寄り温へ。

御嶽明神温泉の露天風呂に浸かり、「真っ青な空の下に、雪をかぶった御嶽山!」と絶景を堪能しつつ、2人は便秘解消の為に温泉を試飲してみて絶句していました。
鉄分が多いこの温泉のお湯は、飲むにはちょっと辛いものがあります。
入浴料:600円
やまゆり荘の詳細はリンクサイトをご覧ください。

3.ふもと屋
再びバスに乗り、末川へ。
この地方独特のそばを出すというふれこみの蕎麦屋、ということで紹介されます。
早速、このあたりで昔から伝わる「名物とうじそば」(女将の下島さん談:昔は囲炉裏で作っていた。)とざるそばを注文。
とうじそば:1,200円 / ざるそば:1,000円(2段・生わさび付き)

鰹や椎茸の出汁を張ったお鍋といっしょに出てきた蕎麦を「とうじカゴ」に入れ、鍋に投じて軽くゆでて食べるので「とうじそば」と言います。
女将さん曰く「そばのしゃぶしゃぶです。」
「そばは延びにくく、汁がさめにくい、昔の人の知恵が生きるもてなし料理」ということでした。
定休日:木曜日

4.木曽馬の里 / 風里
木曽馬の里内おみやげお食事センター前から御嶽山の絶景を見て、2人は感動の様子。

その後は「つたや季の里・風里」に宿泊。
昨年オープンしたばかりの総ひのきの館内の紹介と食事の紹介が続きます。
埼玉出身の仲居さんが紹介する庭には、1度も鳥が来たことがないという鳥の餌台が・・・。
木曽御嶽温泉が豊富に湧き出している露天風呂と内風呂があるとのこと。
(筆者註:やまゆり荘とは違って源泉の温度が低いので、沸かしていると聞きました。)

夕食は「地元の新鮮な山の幸中心の会席料理」 だそうです。
朝食は蕎麦と鮎の一夜干他、バイキング・スタイルとのこと。
(筆者註:料理の素材は地元の私には馴染みがないものばかりでしたので、「地元」とは開田村限定ではないようです。ちなみに開田ではアナゴもパパイヤもとれませんが、鮎も捕れません。)
1泊2食:18,000円〜

その後、木曽路を南下して伊那方面へ向いました。

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2001.5 発行、朝日新聞社「週刊日本百名山 No.16」
「乗鞍岳/御岳」内の御岳側の情報に、開田村内の施設が紹介されています。
登山帰り等に人気の立ち寄り温泉ということで「やまゆり荘」が紹介されているのは勿論ですが、数少ない施設紹介の中に、木曽馬関連で「開田村郷土館」と「木曽馬の里」がとり上げられています。

巻末のインターネットで旅する名山情報「百名山ネットトレッキング」のコーナーには、開田高原公式ホームページの情報も掲載。
紹介記事の内容は詳細で、実際によく見た上で掲載されている印象です。
定価:560円
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