Shinshu-Kiso
KAIDASYUNJU
Photographs by Hiroshi Tanaka

田中 廣



神住む岳麓

欲望は限り無く人の心の内にある。
山は人の自分勝手には応答もしてくれない。
人の都合で如何に麓をいじめられようと、
スキーに肌を削り取られようとも黙っている。
この開田で何時の間にか、
生きる哲学のようなものを学んだ気がしている。

田中 廣
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開田村役場
総務課 課長補佐 大目富美雄
〒397-0392 長野県木曽郡開田村西野623-1
TEL 0264-42-3331/ FAX 0264-42-3434



● 収録されている写真を数点ご紹介します ●

逆さ御嶽
逆さ御嶽
貴相の木曽馬
貴相の木曽馬

一本木讃歌
一本木讃歌
取り入れの朝
取り入れの朝
夕日を透すソバの茎
夕日を透すソバの茎
 西野川の冬
西野川の冬



田中 廣 氏

田中 廣


−−−『開田春秋』より 抜粋 −−−

田中先生が開田に居を移されてから10余年。
私は役場の広報という仕事をきっかけにいろいろな形を通して先生とお付き合いをさせていただいている。
初めてお会いしてから、先生がカメラ一筋の気難しい芸術家ではない、と知るまでそう時間を要しなかった。

文 :「開田春秋」発行実行委員長/大目富美雄

プロフィール
1954年
日本大学芸術学部映画学科理論系卒業。
在学中よりラジオ、新聞紙上で映画批評活動に入る。
松田二三男、一色一成、林 忠彦各氏を師として写歴50年を経る。

1983年
写真展『風とみちずれ』(海外作品45点)を、長野、諏訪他10会場で開催。

1985年
山梨日日新聞社、信濃毎日新聞社の共同企画、林 忠彦氏の監修で『武田信玄・風の如し』を上梓。

1986年
信濃毎日新聞社の企画で、写真集『風衣』を上梓。

1993年
Kodakフォトカプセル口絵にて、風伯のみち
−中仙道より『江戸が走った秋をみた』発表。
独自の指導理論を以ってPhotospace白い風設立。
最終テーマ『にっぽんの丹(赤)』取材開始。

1996年
木曽地域振興構想プロジェクト10実行委員会設立、
指導監修に当たる。
木曽・山口村主催 [ふるさと馬籠ごへー祭フォトコンテスト] の指導及び審査員をつとめる。

1997年
木曽福島町誕生30周年記念事業
[水の郷きそふくしま] フォトコンテストの審査員をつとめる。

1999年
長野県観光連盟主催 [信州のサンセットポイント100選シンポジウム] にてパネリストをつとめる。(NHK他テレビ取材)

<写真作家・フォトエッセイスト>



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