20馬力
Vol.15 1998.3.20.
発行:開田村振興公社
木曽馬の里 乗馬センター
長野県木曽郡開田村末川 5596-1
TEL & FAX 0264-42-3085


ずい分春めいてまいりました。
あたたかくなったなぁと思うと雪が降ったり・・・そんな事をくり返すうち、やっと春になるのでしょう。
牧場では この春、4〜5頭の出産を予定しています。
どんな仔馬たちだろう?!と、今から楽しみです。

ほいくえんの乗馬会

以前、20馬力でも紹介しましたが、開田村の東西の保育園と木曽馬の里は、年に何度か乗馬会をしたり 東保育園のみんなが お散歩に来てくれたりと 交流を行っています。
今月は乗馬会を行いました。

この日、子どもたちは、ぼす と いちろーに乗りました。
自分が乗った馬の名前を 覚えてくれたかナ?
声をかけて、人参をあげる姿が見られました。

3月6日 西ほいくえん


放牧場でみーこ に野菜をあげる 子どもたち。

3月17日 東ほいくえん

この日活躍したのは、ぼす・らっきー、そしていちろーです。
子どもたちは ずい分馬に慣れ、リラックスした表情で馬の背に ゆられていました。


らっきーに、人参をあげる子どもたち。
いーっぱいもらって、らっきーは シ・ア・ワ・セ!

3年間お世話になり
本当にありがとうございました!

私こと岡は、3月31日付で、開田村振興公社・木曽馬の里を退職させていただく事になりました。
開田村へ来て3年。
長かったような、短かったような、とても複雑な気もちです。
でも はっきりと言えることは、この3年間は とても充実していて 中身の濃い3年だった、という事です。
私が来た時は、牧場はまだ髭沢の山の中にあり、馬たちは のんびり放牧されていました。
そして 今の場所へ牧場全体が移転し、馬たちも 新しい生活を始めました。
少しずつ 乗馬ができる馬が増え、引き馬の営業も始めました。
仔馬も生まれ、牧場で働くスタッフも増え、もちろん馬も増えて にぎやかになりました。


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これからも 発展をつづける木曽馬の里ですが、中でもその成長期に関わらせていただき、本当に やりがいのある仕事だったと思います。
『木曽馬に関わる仕事がしたい!』という気持ちだけで、私は開田村へ来ました。
どんな村なのかは全く判りませんでしたが、皆さんが私を受け入れ、助け、応援して下さいました。
多くの方と知り合えて、本当に良かったと思います。
開田村の厚い人情、やりがいのある仕事、かわいい馬たち、すばらしい御嶽山、澄んだ空気、冷たい水、満天の星空、厳しい冬、さわやかな夏。
住んでみて実感するこの、すてきな開田を離れるのは、本当につらいのですが、実家の事情と馬の間に挟まれ、悩んだ末に出した結論です。
開田村を第2のふるさととして、4月からまた一歩前へ進んで頑張っていこうと思っています。
言葉ではうまく表現できません。
感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。


− 職 員 紹 介 −

名前
むかいばら けんじ
向原 賢司 さん

出身
開田村末川鵜類沢(うるいさわ)

目標は「早く牧場の仕事になれる」だそうです。

向原さん と ハッピー →


〜 みどり コメディー 時代劇 デビュー 〜

2月27日 と 3月3日の両日、みどりこと朝緑号は、「ザ・中山道ゲーム」という時代劇へ出演する為、奈良井宿と岐阜県御岳町へ出かけました。
2日とも天気がよかったので、みどりも気分よく人足役の方に引かれて歩いたので、撮影も順調に進みました。
3月3日の撮影には、一郎号も参加し、おちつきのない所も見せましたが、今後の活躍が期待されます。
人足役の方と鞍をのせたみどり
なお、放送日は、3月29日(日)午後3:30より
中部日本放送(CBC)の予定。

一郎の出演シーン→...


あ と が き

3年間でいろいろな思い出ができました。
多くの人との出会いが、大切な宝物になりました。
愛犬・ふぁるも、かわいがっていただき、ありがとうございました。
また、あそびに来ます。
まもなく仔馬が生まれてきます。
とても楽しみです。
20馬力は、これからも 牧場の様子を 皆さんに知っていただく場として 続きます。応援、よろしく お願いします。