単 語
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意 味
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使 用 例
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★ 音声 ★
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シャッパイ |
塩辛い。ショッパイも同じ。(シャッペとも言う)
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この味噌汁は塩辛い |
コノオシ シャッパイ
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シャッポ |
帽子。シャップの訛。
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帽子を取って下さい |
シャッポ トッテクリャ
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ショーシクテ |
大変結構なものをいただいて有難いと御礼の言葉。
ショウシカッタ・オショウシナなどの転もある。
恐縮をあらわす言葉。
語源は笑止千万の笑止から来ている。
自分のような笑止な者にあんな立派なものをいただいて、なんとも恐縮しています。
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ショッツカメル |
つかまえる。捕らえる。
(ヒッツカメルとも言う)
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ショーネカ°ワリ
(※ °は鼻濁音) |
度胸が悪い。臆病のこと。
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臆病なのでだめだ |
ショーネ ワリクテ ダチカン
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ジョーリ |
草履。
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ショント |
仕事。昔の言葉。
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仕事に行く |
ショント イグ
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シロカキ |
苗代掻き。
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ジンニ |
だんだん。順に。
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だんだん暖かくなる |
ジンニ ノクトグナル
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ジョンジョ |
ワラ草履。子供の言葉。
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スカ°リ
スンカ°リ
(※ °は鼻濁音) |
脚長蜂。巣を木の枝や地表につくる。
語源は、「(万葉集379)腰細のすがる乙女のその顔のきらきらしきに」から、腰細の脚長蜂のことをスガリ・スンガリという。
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足長蜂が巣を作ってる |
スカ°リガ スー カゲッタ
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ハイトリバチ |
地蜂。略称ハイトリ。巣を地下につくる。
ヒャートリ (西野)
ヘートリ (末川) |
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ズグナシ |
怠け者。 ズクヤムは怠ける。
ズクは精。飛騨地方南部で使用。 |
そんな気力はない |
シャン ズグネ
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スカン |
好かぬ。気に食わぬ。スッカンも同じ。
ヤーラシイと同じようだが少しちがう。スカンの方が強い。
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ズサネ |
大丈夫。心配ない。たいしたことない。などの意。
ズサナイも同じ。
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ちょっとくらい大丈夫だ |
チットバガ ズサネ
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ズモル |
どもる、の訛。
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・・・・・スナ |
行ったスナ。やったスナ。食ったスナ。等、そうだの意味。
(スニャ、スンニャとも言う ) |
車で行ったそうだ |
クルマデ イッタスニャ
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スベ |
ほくろ。飛騨北部で多く使う。
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顔に、ほくろがあった |
ツラ二 スベ アッタ
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スモンボ |
すもも、の訛。 |
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セリャー |
やりなさい。ヤーの語尾上がる。 |
早くやりなさい |
ハヨ セリャー
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ソースリャー |
語尾下がれば、「そうすれば」になる。
この場合、語尾にさらにサー・ニャー(ソースリャーサー、ソーセリャーニャー)がつく。
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そうすれば、自分が言っておくよ |
ソースリャーサー オリ ソットグデ
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ツクバル |
正座すること。歴史的には正座はあぐらより後に生まれた行儀。
「なんぢがツクバウて居る所は、白犬にそのままぢゃ(狂言記)」
二つとも「ドツ」という接頭語がつくことあり。
飛騨・東美濃でも多く用いる。 |
正座している |
ツクバッテタ
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スンキ |
菜葉を発行させて酢っぱく漬けたもの。
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あなたの所のスンキは、おいしいね |
ウンナ スンキ ウンメンナー
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ズンネ |
ゆっくり。ズンネニ・・・ゆっくりと。
ズンネの語源は自然。「人の品高く生れぬれば・・・自然(ジネン)にその気はひ、こよなかるべし(源氏物語、帚木)」
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ゆっくりと行こう |
ズンネニ イジャ
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スンキタンキ |
いたどりのこと。 |
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ズリコメ
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入りなさい。ズリコム・・・入りこむ。
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こたつに入る |
コタツニ ズリコム
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