単 語
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意 味
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使 用 例
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★ 音声 ★
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アグビ |
あくびの訛
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アイツ |
物でも人でも対象物を指す言葉
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アイラ |
あの人達
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あの人達だった |
アイラ ダッテョー
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アリ |
あれ
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あれは何だろう |
アリ ナンズラ
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アリャ |
あれぇ(語尾が少しあがる)軽いおどろき
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アリャア |
あれは。あれよ、あの人は
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あの人は誰だ |
アリャア ダリダ
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アーリャ |
軽いおどろきと嘆息
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アタケル |
暴れ、戯れる。「燕石十種」にある言葉、東美濃でも使う。
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クルー |
子供がくるくると戯れること。クルクーとも言う。(記・紀・万葉)
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アゲェ |
赤い
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赤いなー |
アゲェンナー
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アヲダチ |
青大将(蛇の名)
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アーセル |
合わせる
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アーノク |
上を見る。敬語の仰ぐとはニュアンスが違う。
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上を見てごらん |
アーノイテ ミリャ
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アゲル |
開ける
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アギラメル |
あきらめるの訛
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アスコ |
あそこの訛
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あそこら辺にあった |
アスコラ二 アッタ
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アッチ |
向こう
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向こうに行け |
アッチ イギャー
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アッコイ |
かかと。東北・中部に多い方言
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アッポ |
幼児用語。火のこと
餅のこと(そばもちによく使う)
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アスブ |
あそぶ(遊ぶ)の訛
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外に行って遊ぶ |
オトイッテ アスブ
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アテ |
下じき、あてるの意。アテガイは見当。アテズッポも同様、見当。
いいかげんな見当の意。アテガウは当てる。当ててあわする、の意。
アテガッテミロヤ あててあわせてみなさい。
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アトズサリ |
後ろへさがる。廻れ右をしないで、そのままうしろへ引くこと。
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アノサ(末川・把の沢)
アンニャ(西野) |
あのね。相手に話しかける言葉。末川ではアノヨーともいう。
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アルギャー |
ありますかの意。末川はアルガーとかアルガラ
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用がありますか |
ヨウ アルガー
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アテガイ |
目算。見当。あてがいがはずれたなど
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アテカ゜イズッポ
(※ °は鼻濁音) |
いいかげんな目算。見当
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いいかげんな目算で失敗した |
アテカ゜イズッポデ ダチカナンダ
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アベコベ |
逆
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アッテヨー |
ありました。末川ではよく語尾にヨーをつける。
「いました」の意が多い。
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アブル |
火にあたること。魚をアブッテ食う。火に近よって身体をあたためる。
(直接的表現)
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寒いので火にあたる |
サブイデ アブル
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ヌクム |
同じあたたまるでも、ヌクムはぬくぬくとあたたまるの意。
ヌクイ・ヌクメ・ヌクマレ・ヌクマル・ヌクトイ・ヌクテーなどに転化。
ヌがノに発音されるものも同じ意味。ノクトイは飛騨各地で使用。
「ヌ」が「ノ」に発音されるのは末川。
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暖かいなー |
ノクテンナー
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アブネ |
あぶないの訛
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アメェ |
甘い。雨の場合は語尾下る。甘いの場合は語尾上る。
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これ、甘いね |
コリ アメェンナー
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アメクソ |
甘えん坊の小供
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アラサ |
にわか雨。
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アラメー |
無いだろう。
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アルガイ |
あるかい。ありますかの訛
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アンマリ |
あまりにも
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あまりにも重くて持てないよ |
アンマリ ヨモクテ モテンヨー
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アンモ |
もち(餅)
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アンゴ |
あご(顎)末川に多い
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アボ |
あぶ。蝿より大きく、人畜をさす昆虫
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