単 語
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意 味
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使 用 例
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★ 音声 ★
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イマシカ°タ/イマカ°タ
(※ °は鼻濁音) |
今。たった今。直前の意。主として軽い過去形。
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たった今、通過しました |
イマシカ°タ トォーッタ
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イノグ |
動く。
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動くと思ったけれど動かなかった |
イノグト オモッタガ イノガナンダ
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イラッポイ |
滑らかでない。刺がある。粗末の意もある
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(ゴミが入って)目がゴロゴロする |
メー イラッポイ
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イヲ |
魚「ゆお」西野の訛もある。伊遠(和名抄)末川ではよお。
荒海の怒れるいをの姿 (源氏物語箒木)
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魚を獲りに行く |
イヲー トレー イグ
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イレムノ |
入物。容器。
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インニャ/インニョ |
否。否定詞。
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いいえ、そうではない |
インニャ ソージャネ
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イェ |
柄(え)。ヒシャクの柄など。
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柄を折ってしまった |
イェ オッチマッタ
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ウブル |
燻(くすぶ)る。エブル、イブル、もある。
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燃えないでくすぶる |
モエナ ウブル
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ウブス |
いぶす。
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ウグ |
浮くの訛。ウガン・・・浮かない。
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浮くか浮かないか、どっちだろうか? |
ウグガ ウガンガ ドッチズラナ
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ウズメロ |
埋めろの訛。
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ちゃんと埋めろ |
チャント ウズメロ
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ウッタマケ°タ
(※ °は鼻濁音) |
びっくりした。
動詞や形容詞の上に「ウッ」をつける特徴がある。
「ウッ」は一種の接頭語。タマイタという方が自然。
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びっくりしたよ |
ウッ タマイテョー
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ウム |
熟す。
怪我が「うむ」も語源は1つ「膿む」から。
東美濃東部郡上・飛騨でも使う。
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うまそうに熟す |
ウンマソウ二 ウム
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ウデル |
茹でる。
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そばを茹でる |
ソバ ウデル
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ウムス |
蒸す。群馬・岐阜・宮崎各県も同じ。
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とうもろこしを蒸す |
マメキビ ウムス
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ウミル |
蒸れる。
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もち米が蒸れる |
モチゴメ ウミル
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ウッチ |
家(うち)。
わいら(うんな)うっち・・・君の家。
うら(をら)うっち・・・・私の家。
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君の家に行く |
ウンナッチ イグ
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ウバ/ババ |
祖母。老婆。
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あれはどこのお婆さんだろう |
アリ ドゴノ ウバ ダイ
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ウレシカッタ |
有難かった。見舞いを受けたときの返礼などによく使う。
ウレシカッタゾなど。
一般的な嬉しいとは若干ニュアンスが違う。
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ウラッポ |
木の末枝。末の方。飛騨各地で使用。
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ウラ |
私。私達。
単称の場合はオリ・ヲリの方をよく使う。末川ではヲラ。
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私は知らない |
ヲラ シラン
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ワレ |
ウラの対語。お前・君。
複数「お前達」にはワイラ・ウンナ。
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お前だろう |
ワレ ズラ
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ウロ |
空洞。とくに木の空洞のこと。
「空・虚・洞」などウッロの略か(大言海)
ウドとの訛もある。
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ワツラ |
表面。
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表面にカビが生える |
ワッツラ カブル
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ウント |
たくさん。
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たくさん食べて下さい |
ウント クッテクリョ
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ウンメ |
うまい。おいしい。
ウンマガネ・・・うまくない。
ウンメヨー・・・おいしいよ。
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おいしいですか |
ウンメ ガラー
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ウンナケ°ル
(※ °は鼻濁音) |
投げる。動詞にウンをつける。一種の接頭語。
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向こうに投げる |
アッチ ウンナケ°ル
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ウンナ |
君達。
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君達は何をしているのですか |
ウンナ ナニ セータツ
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ウチワ |
身内同志。一族。同族。
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身内同士の話なので |
ウチワノ ハナシダデ
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