単 語
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意 味
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使 用 例
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★ 音声 ★
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エカ°ラッポイ/イカ°ラッポイ/ヒカ°ラッポイ
(※ °は鼻濁音) |
生燃えの煙などがのどを刺激する感じ。
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喉がイガイガする |
ノド イカ°ラッポイ
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エー/イェー |
よろしい。いい。
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いい色だなー |
イェー イロダンナー
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イェー/イェ |
欲しくない。いらない。
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ご飯はいらない |
メシハ イェ
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エド |
よだれ。ヨドの訛もある。
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エーナモノ/ヤーナモノ(西野・把之沢) |
あんなもの。
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あんなもの、何に使うの? |
エーナモノ ナイセルチャー
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エーガンニセロ |
いいかげんにしろ。
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イェヌシ(主に西野)/エノシ(末川・把之沢) |
主婦。東北・信越地方に多い。東北から信越にかけて、ひろく主婦権をイェヌシという。
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エータ |
開いた。空いた。
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箱、空いたか? |
ハゴ エータガー
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エエッタラン |
開いていない。空いていない。
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店が開いていなかった |
ミセ エエッタラナンダ
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ガメツイ |
頑固だ。我欲が強い。
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ヲ(オ) |
麻。万葉の古語。「をとめらが、麻笥(おけ)にかけたる績麻(うみお)なす・・・」第六編第五章参照。
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オイタ |
やめた。北飛騨・恵那・岐阜(吉城)地方でも使う。
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雨が降ったのでやめた |
アメフリ ダデ オイタ
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オゲ |
桶の訛。オの音が高い
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その桶を取って下さい |
ソノ オゲ トッテクリョ
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オゲ |
やめなさい、よせ、の意。オの音が低い。「オゲヤ」など。置けにも通ずる。
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もうやめなさい |
ヘェー オゲ
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ヲギル |
起きる。
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オクワ |
こわめし。赤飯。
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赤飯を作る |
オクワ コセル
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ヲガシイ |
一般的なおかしいと少し違う。こっけいに近い意。
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ヲモシレ |
おもしろい。
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この映画おもしろい |
コノ エイガ ヲモシレ
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ヲゼ/ヲゾイ |
粗悪。悪い。
「ヲゼ奴」など。品物にも人間にも使う。品物に使うときは、粗悪な品物、悪い品物の意。人間に使う場合は悪賢い人、駄目な人などの意。
みやび男と吾は聞けるを宿借さず。吾を返せり おぞ のみやび男(万葉集)
心 おぞく 手向けしたれや君に逢ひがたき(万葉集)
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古い家だ |
ヲゼ ウッチ ダ
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ヲカ°メル
(※ °は鼻濁音) |
拝める。月・太陽などが見えること。昔の人にとっては、天体は物体でなくて、神格を持った信仰の対象だった。天体を見ることは拝むことであった。月が見えることは月が拝めることであった。
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ヲーガタ |
大部分。
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大部分終わった |
ヲーガタ スンダ
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オ(ヲ)イックラ |
追っかけあい。クラはクラベの略。競争の意。
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追いかけっこしよう |
オイックラ セッカ
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トビックラ |
かけくらべ。
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かけっこで負けた |
トビックラデ マゲタ
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オ(ヲ)セ/オ(ヲ)セェ |
遅い。
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あいつ、遅いなー |
アリ ヲセンナー
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ヲセル |
教える。オセンは否定詞。教えない。
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教えるからやってみなさい |
ヲセルデ ヤッテミロ
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オッカー |
母。
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バァ(西野・把之沢) |
祖母。末川はババ。
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私の家の祖母が言った |
ヲラッチノ ババ ソッタ
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オッカナヤ |
あきれた。
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まあ、あきれたこと |
アー オッカナヤー
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ヲ(オ)トテ |
おととい(一昨日)。
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おととい会った |
ヲトテ アッタ
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オラ/ウラ |
俺。俺達。単数にも複数にも使う。
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俺は帰るよ |
オラ カエルゾ
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オ(ヲ)リ/ヲイ(下條) |
私。 ヲ(オ)リガ・・・私の物。
所有権の主張。末川ではオリヤン |
それは私のだ |
ソリ ヲリャンダ
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オ(ヲ)ヤマ |
御嶽山のこと。
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今日は、御嶽山がよく見える |
キョウハ オヤマ ヨー メール
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