単 語
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意 味
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使 用 例
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★ 音声 ★
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カイー |
かゆい。
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かゆかった |
カイ ガッタ
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カイラ |
蜷(ニナ)。田螺(ツブ・ツボ)は田圃や淵にいる。流れ川にいるのが蜷(カイラ)。西野では田螺をツボカイラという。
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その川にはニナがいる |
ソノカワニャ カイラ イタ
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カードリ |
河鳥(水鳥一般)カーガラスとも言う。
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カグ |
書くの訛り。カガンは書かない。末川では書いたをケエタという。
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書いたか? |
ケエタ ガー
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カグス |
かくすの訛。
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カケ°ル/カキ°ル
(※ °は鼻濁音) |
日が没すること。
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カアシマ |
川原(かわら)。
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ガーデン |
かなわん。
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そりゃ、かなわんなー |
ソリャ ガーデン ナー
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カール |
倒れる。
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そちらに倒れるよ |
ソッチ カール ゾー
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カタカ°ル
(※ °は鼻濁音) |
傾く。カタギルは傾ける。酒に酔ってよろめくそのさまがカタグ。カタガル・カタギルはカタグから。
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右に傾いたよ |
ミギィー カタガッタ ゾー
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カー |
皮の訛。
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カグネッコ |
かくれんぼう。栃木・群馬(佐波)でも使う。
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かくれんぼうしよう |
カグネッコ セスカ
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カサ |
川上のこと。上方(かみがた)。サの語尾上がる。
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カザ |
にほい。ネズミの油揚げでござる、このカザを嗅ぎますると(狂言記)
カザはにおい(匂)の古語。
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臭い(においが悪い) |
カザ ワリ
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ガサ/ガセ |
量(物の嵩)。
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結構な量があった |
ケッコウ ガセ アッタ
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カシキ |
炊事婦。
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炊事の仕事を頼まれた |
カシキ タノマレタ
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カシコイ |
「狡猾の意」と「賢い」と2つ。「要領がよい」の意味もある。
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カジク |
カジルの訛。歯でカジク(ル)
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りんごをかじる |
リンゴ カジク
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カジケル/カジム/カジカム |
寒さに手足がこごえて身体を小さくすること。
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寒くて手が凍える |
サブクテ テ カジム
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カスコク |
冗談言う。馬鹿話をする。コクは言う。滓(カス)のようなことを言う。ヲーチャグコクとはちがう。
ヲーチャグコクは猥談をする、の意。 |
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カスコグナ |
冗談言うな。生意気言うな。馬鹿言うななどの意。
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冗談ばかり言うな |
カス バッカ コグナ
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カタケ°ル
(※ °は鼻濁音) |
かしげる。
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首を傾けてみなさい |
クビ カタケ°テ ミ
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カチノル |
雪の表面が日光でとけて凍ること。西野では「カッツェノル」ともいう。カッチは雪がとけてカチカチに凍ること。カッチにノルは北方語。
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カリボシ |
刈りほした草。カリブシ、カルブシとも言う。
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干し草を集めていた |
カリブシ マグリータッタ
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カッパ |
傾斜した採草地。カリボシカッパなどと言う。
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あの辺りはうちの採草地だ |
アスコラワ オラッチノ カッパダ
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カッコ |
きのこ。カの音が高い。
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きのこを採って来た |
カッコ トッテ キタ
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カッコ |
姿・かたち。恰好から。カの音が低い。カッコイイはもとは開田の方言。
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いい格好だ |
イェー カッコ ダ
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ヒダルイ |
空腹のこと。かつえるより弱い表現。ヒドロッコイとも言う。 |
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カヅケル |
かこつける。罪を人になすりつける。一般的に責任のがれをする意。東北と中部地方に分布。 |
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クビノリ |
子供の肩車。 |
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カテ |
堅いの訛。 |
これは堅い |
コリャ カテ
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カテル |
加える。仲間に入れる。の意。カタルは加わる。 |
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カテル |
交える。御飯にイモをカテテ食う。加えて食べる。交えて食べるの両方を含む。薪を交(かて)て竈(かまど)に焼(た)く
(推古記三年四月) |
昼飯は漬物をおかずに食べた。 |
ヒーリ ハ ツケンノ カッテ ク ッタ
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カマイタチ |
旋風が起こす裂傷。 |
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カヤス |
返すの転。 |
本を返すよ |
ホン カヤス ワー
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