日本のアボリジニ・・・な話 |
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売り屋の人々 |
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そう言えば幼い頃の記憶では、ワタシの住む集落には駄菓子屋の様な店がありました。 木曽福島町から来たお婆さんが、隣の家の小屋を借りて住み、店の様なものをやっていたのでした。 そのお婆さんは、品物を持って村の家々を売り歩いていました。 お金が無くても、そば粉や野菜などと物々交換が可能でした。 友達の話では、そのお婆さんが来た時には、必死に家の人にねだって物々交換してもらい、お菓子を食べることができて、子供の時すごく嬉しかったと言っていました。 その友達にとっては、売り屋のお婆さんは女神様のように見えたに違いありません。 物々交換の場合、そば粉が一番交換の率が良かったらしいです。 お婆さんはそば粉を木曽福島に持って行って売り、また駄菓子などを仕入れて来ていたそうです。 まるでチベットあたりの交易商人の話みたいだ・・・。 ワタシ自身は、売り屋のお婆さんの所に駄菓子を買いに行った様な憶えはありませんが、家に訪ねて行っては、そこで遊ばせてもらったり行商に付いていったりした記憶は微かにあります。 |
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