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「日本に入ってきた馬の系統は大きく分けて3つあります。」
木曽馬保存会会長:伊藤正起さん談
2.南方系の馬
3.南部馬
馬が大きくなったのは、サラブレットのようないわゆる西洋系の大馬が導入され、
南部馬が少し大きかっただけで、在来の日本馬はほぼ木曽馬級の小さい馬だったようです。
木曽義仲が京都へ攻めのぼるための挙兵の際に集めた戦馬の主力は、
以降、後鳥羽天皇の代、続く鎌倉時代へと、往古馬は官の直轄する戦馬であり、
高山市史には、馬産地を通る信州街道(木曽では飛騨街道といいます)は、
1.大陸系の馬
木曽馬というと、何か小さい馬の代表のように言われていますが、
本来日本の在来和種馬はそんなに大きくありません。
在来の日本馬がほとんど淘汰されてしまったからです。
日本の馬は、古くは朝廷の直轄のもとにおかれていて、農民が自家用に馬を飼うようになったのは、比較的おそいのではないのかとされています。
やはり木曽馬だったのでしょう。
また大事な交通機関でもあったのです。
馬と戦によって開けた、と記されています。
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