開田高原って本当はこんなとこ・・・第13話

開田・・・その他のぐろーばる?な話

ユニバーサルな村になりたい!?
ある日のインターネット版信濃毎日新聞の記事。
「銀河連邦、臼田町で交流イベント」というタイトルが目に止まりました。

子供の頃から、宇宙の事やSF物が好きなワタシの頭の中は、瞬時にして数々の宇宙船やら宇宙人やらで、いっぱいになりました。
こりゃ、うったまいたーっ!(驚いた)
宇宙には「銀河連邦」というのがあったのか!!

それにしてもなんで臼田町(長野県南佐久郡)なんだー?
銀河連邦なのに地味過ぎる・・・。
更に続く記事には「いくつかの市町村が加入」と書いてあります。

どうやら、臼田町は銀河連邦の一員らしい・・・。

ず・・・ずるいっ!
密かに加入していたのかぁっ!!
なんとか開田村も仲間に入れないものかなぁ・・・。

結局、以下のような記事でした。
(8月3日付、信濃毎日 オンライン・ダイジェストより)
**「銀河連邦」が臼田で交流イベント **
文部省宇宙科学研究所の施設がある国内の2市3町で結成している「銀河連邦」は3日から6日まで「構成国」のひとつ臼田町に集まり、交流イベントを開く。

残念ながら、開田村は「銀河連邦」に入れない事が判明しました。
銀河連邦のみなさん
「妄想図」


銀河連邦想像図


開田者には無縁ですが・・・

新聞で思い出した事をひとつ。

やはりインターネット版の新聞なのですが、確か3月頃に「高山病になりやすい遺伝子発見」という記事がありました。
信州大学の研究の話だったと思います。

それによると、日本人は高山病になりやすく、世界的にみても3,000m程度の標高で高山病になってしまうというのは、珍しい民族だ・・・という事でした。

昔、標高1,200m程の開田村内のゴルフ場で、高山病になった人がいたそうですが (『第1話』参照)、特に高山病になり易い人だったのでしょうか?

それにしても、開田村で高山病ってのも普通じゃないと思いますが・・・。

高山病遺伝子?

山の民滅亡の危機

全国的というか地球規模の話かもしれませんが・・・。

最近、開田の夏は暑いです。
ある夏の日の最高気温。
松本36度、開田31度・・・長野県じゃないような、見たことのない気温が並んでいる!
これは開田の人間にとっては、どこぞの40度に匹敵する体感気温だったんじゃないでしょうか・・・。

子供の頃の記憶をたどっても、こんなに暑かった覚えがありません。
はっきりした事は言えませんが、30度を超える事などほとんど無かったんじゃないかと思います。
汗っかきのワタシでも、ひなたで動き回ったりしなければ、ほとんど汗はかきませんでした。
当然、扇風機やクーラーなど無く、団扇で十分でした。

昔、名古屋に行った事のある人が、「日陰で動かないでじっとしていても汗が吹き出て、扇風機を回しても熱風が来るだけだった。」と言っているのを聞いて、「なんて恐ろしい所なんだ!」と思っていました。

しかしそんな開田でも、夜は昔と変わらずとっても涼しいです。
朝方などは寒いくらいの時もあるので、間違っても窓を開けっ放しにして寝たりしてはいけません。

幸いな事にまだ開田村は、熱帯夜とは無縁です。

暑い・・・の図


あつい・・・


山の生き物も生活環境の変化?

暑いのと関係があるかどうかわかりませんが、最近は田んぼや畑にイノシシが出没する所があるようです。

昔は開田村でイノシシが出るなんて聞いた事が無かったのですが・・・ 。
もっとも、生活の変化や後継者不足で山の手入れが行き届かなくなり、そのせいで山が深くなり、サル、クマ、ニホンカモシカなども人家の近くに出没するようになっているようなので、それも原因かもしれませんが・・・。

野生の生き物が見られて自然が豊かだ・・・と言ってばかりもいられません。
ここのところ農作物への被害も深刻化しています。

山の仲間

 


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