襟裳岬、苫小牧

午前8時、襟裳岬に向けて出発。今日はやっと天気が回復してきた。
このキャンプ場でも、料金を徴収されないまま朝の出発となった。無料だったのだろうか。
太平洋を見ながら休憩
海岸線の道を気持ちよく走る。
今日は、かっぱを着ないで走ることが出来て快適だ。

黄金道路の碑があった。なんでも、道路を作るのにものすごくお金がかかったので、この名が付いたそうだ。

今日最初の目的地、襟裳岬に到着。
予定では、そろそろ北海道を離れねばならない。
さてどうしよう。とりあえず、フェリーが出ている苫小牧まで行ってみよう。

襟裳岬を後にして、苫小牧方面に向けて海岸線走る。
だいぶ晴れ間も増えて、日当たりも良くなった。
左に太平洋を見ながら気分良く走っていると、道端の海岸に長い昆布が無造作に干してある。


午後3時、苫小牧に着いた。
早速フェリーターミナルに行ってカウンターで尋ねると、夕方出港の仙台行きに空があったので乗船手続きをする。もし空きが無かったら、函館まで走るつもりだったので一気に楽になった。
しかし、せっかく天気が良くなったのに、北海道を離れなければならないのは残念だった。もう少し走りたかったなあ。

今度来る時は、もっと時間をかけてまわろうと心に誓う。

日暮れ前に出港。
旅も六日目夕方、北海道を離れる。
思えば、ただひたすら走るだけの旅だった。

甲板から夕陽を眺める。

本日の走行距離、250Km。



旅の終り

翌早朝、仙台港到着。東北自動車道にて東京に向け走る。

途中、東北自動車道の長い単調な直線路の走っている時、旅の疲れが出たのか凄い睡魔に襲われた。所々走行中の記憶が無い。バイクでも居眠り運転が出来る事を身をもって知る。

無事帰宅、本日の走行距離、385Km。

こうして、北海道一人旅は終った。正直なところ、とっても疲れた。

総走行距離、3,312Km。


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