パース近郊

9月13日、金曜日

嵐が来ている様だ。朝から雨風がとても激しく肌寒い。
折り畳み傘しか持って来なかった。とてもじゃないが外出できそうにない。
幸い、道を挟んだ所に酒屋、数百メートルの所に小さなスーパーマーケットがあった。

風雨が弱くなったすきに、急いで食料と飲み物を買い出しに行く。

缶ビールを数種類買って見た。
値段は$1.6〜$2(¥192〜¥240)で日本とあまり変らないが、375ml入りで量が少し多い。
タバコは一箱25本入り、$3.85(¥462)でとても高い。

後は部屋でビールを飲みながら、今後の予定を検討するだけで終わった。

ウエストヘイブン・ハウス(右の三階建)

9月14日、土曜日

曇り、風が強く肌寒い。
週末に市場が開かれるフリーマントル(Fremantle)とスビアコ(Subiaco)に行って見る。

フリーマントルはスワン川(Swan River)の河口にある港町で、由緒ある建物が立ち並ぶクラシックな雰囲気の町だ。
南極の昭和基地に行く日本の船が寄港するニュースをよく目にする。
宿からは、南に8km程行った所だ。

列車に乗って行って見る。1ゾーン料金$1.2(¥144)
この列車の切符には有効期限が2時間あり、時間内なら何度でもトランスパースの運営する、列車・バス・フェリーに乗る事が出来る。
フリーマントル・マーケット(Fremantle Markets)は、駅から700m程離れていた。
食料品から工芸品まで色んな物が露店で売られていてけっこう面白い。
100年程続いている市場で、屋台や出店が140店以上あるそうだ。

パース行きの列車に乗りスビアコ駅で降りる。
スビアコはパースの中心から西4kmのところにある。
ここも古い建物が多いらしい。
ステーション・ストリート・マーケット(Station Street Markets)は、駅のすぐ北側で開かれている。
ここも色々な物が売られていて、屋台は130店ほどあるらしい。
食べ物とビールを買って休憩。

帰りは、コテスロー(Cottesloe)駅で降り周辺を歩いてみる。
大きいスーパーマーケットがあったので買い物をする。
約1.5kmの道のりをインド洋を眺めながら歩いて帰る。
マーケット巡りの一日だった。

ある日の窓からの眺め

9月15日、日曜日

曇り時々雨。
シティ(City)と呼ばれているパースの中心街に列車で出かける。

繁華街に行ってみたが閑散としている。日曜日は店もほとんど休みらしい。
そういえば、平日も夕方6時位にはほとんどの店が閉まってしまう。
私が見た範囲では、営業している店はアジア系の人の店の様だった。
他の店が休みの時も営業するとは、働き者というか商魂たくましい。

帰りは路線バスに乗ってみる。2ゾーン料金$1.5(¥180)
バスターミナルから乗り、宿のすぐ前で降りられるので便利だ。
それにしても、とても寒い一日だった。

9月16日、月曜日

晴れ時々曇り。風も弱く暖かい。
スビアコまで列車で行き、知人の用事を済ませる。

その後、バイクのレンタル店を探して歩く。
まず、スビアコ近辺でバイク屋を探しながら隣の駅まで歩く。
バイク屋が一軒あったが、レンタルはしていない様だった。

次に何軒かバイク屋があるという、シティから南東に5km程離れたビクトリアパーク(Victoria Park)という地区に行ってみる。
パース駅でアーマデール(Armadale)行きの列車に乗り換えて五つ目の駅だ。

駅から500m程歩いた通りの両側に、割と大きいバイク屋が数軒あった。 新車が置いてある所と中古専門の所がある。

ある日の朝食
新車は、日本とほとんど変らない価格のようだ。
中古は、かなり古いバイクも売られていて、程度の割に価格が高かった。
Bike Torque という店は、日本のバイク屋並の程度と価格の中古バイクがあった。
結局、大々的にレンタルの看板を掲げている所は無かった。

次は、フリーマントルに行ってみる。
レンタルバイクどころかバイク屋も見つからない。
シドニーなどではレンタルバイク屋が結構あるらしいが、パースではなかなか見つからない。
せっかくフリーマントルまで来たので、スーパーマーケットで買い物をして帰る。


バイクと旅のアルバム・メニューに戻る

前に戻る(No.2)   次に進む(No.4)

No. 1、 5、 6、 7、 8、 9、 10